香港飯屋(3) 連和燒味餐廳
「ちゃーがいふぁん」と言う。
2010年に香港に来てまだ金もない頃、安くて旨くて腹持ちの良いローカル飯として、まず教えてもらったのがコレだ。
叉燒(チャーシュー)と切雞(鶏肉のぶった切り)を白飯の上に乗っけてタレをかけただけの食べ物である。叉雞飯である。乗っける肉の種類によって名前が変わる。と言うか、乗っけた肉の名に「飯」と付けるだけだ。
で、この「ちゃーがいふぁん」だが、ポイントは肉ではなく、左端に見える緑色のネギらしきものだ。らしきものではなく、ネギなのだが、このネギがヤバいのである。塩辛いサラダ油に漬け込まれたネギで、このアクセントが無いものを「ちゃーがいふぁん」と呼ぶことはできない。色んな店が「ちゃーがいふぁん」を出し、このネギをトッピングするが、この店ほど盛ってくれる所は少ないと思う。このネギと、あとは肉の味のバランスで名店かどうかが決まる。
近頃は一か月に一度ほどしか来なくなったが、「ちゃーがいふぁん」を無性に食いたくなると、ココに来るのである。
いや、そうでもないか。実は銅鑼灣、灣仔エリアには、もう一店、名店があるのだ。小汚い小さな店だが、ミシュランガイドに載る店があるのである。
連和燒味餐廳
連和燒味餐廳
4 Jardine's Bazaar, Causeway Bay
2618 3458
https://goo.gl/maps/BWXV6opyfvz7iPACA