On Streets(3)香港プロテスト
2019香港デモ。
早いものであれから一年が経つ。
まだ終わったワケではないが、ほぼ決着はついた。
若者は負け、彼らのほとんどは、最早興味を失っている。無力感に苛まれというのは、いささかカッコ付け過ぎであり、自由とされていた香港であれ、自由を奪われたとされる香港であれ、どちらでも良いのだろう。
僕はそれが悪いことだとは思わないし、その中で上手く立ち回るのが香港人なのだと思う。イヤなら出て行けば良いし、それができる人は、いつの間にか、カナダやイギリスやオーストラリアやシンガポールなどに移住している。決断は瞬時に下す。ほとぼりが覚めれば戻ってくれば良い。1997の返還時もそうだった。何も初めてじゃない。残った者は、ここで、逞しく生きていけば良い。金融ハブの地位は、そう簡単に上海や深圳に奪われない。中国政府も国際市場も分かってますから、香港市場の価値を。